2014年 10月 25日
読響シンフォニックライブ |
今朝10月25日土曜日の7時からBS日テレで「読響シンフォニックライブ」が放送されました。前回はフォーレの「レクイエム」を聴きましたが、今日はヴェルディの「レクイエム」でした。
パオロ・カリニャーニ指揮の読売日本交響楽団、ソプラノ並河寿美さんたち4人のソリストと新国立劇場合唱団の演奏は今年2014年 6月 12日にサントリーホールで収録されたものでした。演奏はちょうどこのころ亡くなった名指揮者ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスに捧げられたものでした。
大管弦楽、大合唱で演奏される長大なヴェルデイの「レクイエム」。全曲では1時間半を越える大曲ですが、抜粋されて放送されました。おなじみは第2曲「怒りの日」の「くすしきラッパの音」。オーケストラから離れて最後列に位置したテューバやトランペット、トロンボーンを見ると、忘れていたこの曲に意識が戻ります。いちばんお終いの「リベラ・メ われを許し給え」では、ソプラノ並河寿美さんが下手後方、合唱に近く移動して歌います。静かに歌われる合唱「怒りの日」とからみあうソプラノの独唱「主がこの世を火で審くために来給うとき」の美しさはとても感動的でした。この番組「読響シンフォニックライブ」はぜひ毎土曜日の朝、定期的に放送してほしいと思います。
合唱のソプラノパート、最前列に、渡邉早貴子さんを見つけましたよ。
by kumamotoyukioch
| 2014-10-25 11:07
| 音楽