2014年 10月 31日
徒然草 第83段 部分 |
[ 徒然草 第83段 部分 ]
「亢龍の悔あり」(こうりょうのくいあり)とかやいふこと侍るなり。月満ちては欠け、物盛りにしては衰ふ。よろづのこと、さきのつまりたるは、破れに近き道なり。
(我流訳)天上へ登りつめた龍は、その先、下るよりほかないから、悔いがあるという。月は満ちたなら欠けるし、物事は盛りを過ぎれば衰える。これはすべてのことにいえる。だから登りつめないことだ。
by kumamotoyukioch
| 2014-10-31 09:50
| 文学