2014年 12月 22日
冬至 |
お医者さまに不調を訴えるのが下手なのです。「なんでちゃんと言わへんの」と後で家内に叱られます。朝早く目が醒めてしまって、たとえば3時頃に目が醒めて、今は冬だからなかなか夜が明けず、30分おきに時計を見ています。6時30分になったらいそいそと寝床から這い出してストーブを点けます。お医者はんは言いました。「寝るのが早すぎるのとちゃいますか。もっと遅くまで頑張って起きてなはれ」。
テレビよテレビ。もっと年寄りが遅くまで起きていられる面白い番組を放送してくださいな。ラジオよラジオ。せめてNHK第一放送くらいは音楽をかけないでほしい。AMにはAMの良さがあるでしょう。民放のラジオには、声を枯らしたサンマとか、喉をゴロゴロならすツルベとか、外野席の無名のやつらがガハハハと大声で愛想笑いをするやかましい番組しかありません。だから毎晩、NHK第二放送の英語会話や中国語会話にダイヤルを合わせます。遅くまで起きていられるはずがありません。こんなとき、家内がガラケーの電池の持ちが悪いと言ってしょっちゅう充電しているのは、きっと電池の節約のためにガラケー画面が暗くなるせいに違いない、などと考えていたりします。
別のお医者はんが言いました。「朝早く目が醒めたとしても、ふとんから出たらあきまへんで。じっと頑張って朝まで横になってなはれ」。そしてこのごろは、3時に目を覚まして小用をたしてから、6時30分まで、30分おきに時計を見ています。朝まだき夢うつつの時間。目をつむってふとんのなかのアンカを足にからめて、「15年の刑期」を終えて出てきた西崎さんや、スギシタやナルセくんやアンドウたちが、そしてなによりも「のばら荘」のじいさんが、ぜんぜん歳をとってないよなあ、みたいな(榮倉奈々のドラマ「Nのために」最終回の印象)そんなことを考えていると起床時間になるのです。そういえば夜が明けないはず。今朝は「冬至」でしたね。
by kumamotoyukioch
| 2014-12-22 16:51
| 日常