2013年 01月 05日
ひきば きょうこCD「トゥ ジャイアル」を聴いて |
ひきば きょうこwithノート・ノアールのCD「トゥ ジャイアル」が手許に届いたので早速聴きました。紙ジャケのセンスのいいこと。ノスタルジックですね。ノート・ノアールという4人のアコースティック・バンドは「ジャンゴロジー(1949)」で有名なジプシー・ギターのジャンゴ・ラインハルトとヴァイオリンのステファン・グラッペリの名コンビが大好きなグループだということがわかります。このCD「トゥ・ジャイアル」に収められた10曲はロマ音楽とジャズのセンスで演奏されていて、ひきば きょうこは日本では数少ないジプシー・スウィングの歌い手ということになっています。作品についてはライナーがないのでよくわかりません。順に聴いていくと8曲目に Cry me a river 9曲目に Fool on the hill が出てきてやれやれ、見知らぬ国で古い知人に出会ったような気がします。Cry me a river で言うなら、ヘイリー・ロレンのような色っぽい歌い方じゃないのに好感が持てますが、このCDではヴォーカルがストレートに前に出すぎのように思います。素直に歌うならたとえばジュリー・ロンドンのような霧がかかったようなムードのほうがボクは好きです。でもジャンゴスタイルのアルバムではそうは行きませんものね。それにしてもユニークなおとなのレパートリーを開拓しました。拍手を送ります。
ノート・ノアール Note Noire のパーソネルは次の若者たちです。伊東伸威 Nobutake Ito (Solo Guitar and arranger), 北床宗太郎 Sotaro Kitatoko (Violin), 栗林進 Susumu Kuribayashi (Rhythm Guitar), 北島健次 Kenji Kitajima (Bass)
http://kyokop.blog36.fc2.com/
ノート・ノアール Note Noire のパーソネルは次の若者たちです。伊東伸威 Nobutake Ito (Solo Guitar and arranger), 北床宗太郎 Sotaro Kitatoko (Violin), 栗林進 Susumu Kuribayashi (Rhythm Guitar), 北島健次 Kenji Kitajima (Bass)
by kumamotoyukioch
| 2013-01-05 17:26
| 音楽