2014年 02月 04日
演奏家のギャラの値上げ |
4月にもなれば物価も上がり消費税もあがり、この辺でそろそろお願いしますと、音楽マネジメント各社は演奏家のギャラの改定を言い出すのではなかろうか。業界の裏話をひとつ。ただし、昔はそうだったが今に当てはまるかどうかは知らない。
マネージャーが新人を売り出すとき、ギャラは最初からできるだけ高く設定するのが賢いやり方だと言える。最終的には買い手の評価に落ち着くのだが、演奏家に魅力があれば主催者やお客はついてくるものだ。こうした演奏家のギャラはタイミングをみて値上げすることが可能である。売れないときでもしばらくは、武士は食わねどたかようじを決め込んで我慢する。マネージャーも演奏家もここで我慢できないとランクは下がる。マネージャーがついていない演奏家はたいてい最初から控え目な数字を提案してしまう。自分の口からはそうは高くふっかけられない。この場合謙虚さがあだになって将来も出演料はまず値上げできない。ご厚志はおこころのままにという優雅な演奏家は問題外だ。
マネージャーが新人を売り出すとき、ギャラは最初からできるだけ高く設定するのが賢いやり方だと言える。最終的には買い手の評価に落ち着くのだが、演奏家に魅力があれば主催者やお客はついてくるものだ。こうした演奏家のギャラはタイミングをみて値上げすることが可能である。売れないときでもしばらくは、武士は食わねどたかようじを決め込んで我慢する。マネージャーも演奏家もここで我慢できないとランクは下がる。マネージャーがついていない演奏家はたいてい最初から控え目な数字を提案してしまう。自分の口からはそうは高くふっかけられない。この場合謙虚さがあだになって将来も出演料はまず値上げできない。ご厚志はおこころのままにという優雅な演奏家は問題外だ。
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by kumamotoyukioch
| 2014-02-04 09:54
| あの日あの頃